横浜市 あおき矯正歯科が考える小児矯正

当院が考える小児矯正

ごあいさつ

子どもと同じ目線、大切にしています。

子どもと同じ目線

幼時期であれば幼児語を使いません。これは意識したことはなかったのですが、とあるお母様から言われて気づいたことです。大学病院時代に受け持った患者さまの層なのでしょうか、私自身の性格なのでしょうか。子どもに特化した専門クリニックというわけではないのですが、親御さんからご支持いただいてる理由のひとつはもしかしたらそんな姿勢かもしれないと自負しております。

例えば、中学生から治療を始めると治療を終了する頃にはもう高校生で、考え方のしっかりした成人に近づきます。そうすると我々大人と対等に会話ができますし、その子自身のそういった将来像を治療開始のときから考えますので「無意識のうちに子ども扱いしない」のだと思います。
余談ですが自分の子どもとお菓子の取り合いになることもあり、妻にはよく大人気ないと怒られます。私自身の精神年齢の一部が子どもといううわさも…笑

綱島駅・西口の商店街
▲綱島駅・西口の商店街

また、小中高の学生時代の自分自身(この綱島・鶴見地区で生まれ育った当時の自分)を投影して子どもと向き合ってるのかもしれません。地域の方々には幼い頃からお世話になっていましたし、親のように叱ってくれるかたもいましたから。愛情を受けてこの地で育ててもらった分、大人になった自分が今度は今の子どもに親身になってあげようと。

ですから、その恩返しがしたいという思いもあり、開業の地をこの綱島に決めました。お世話になった地域の皆さんに、今度は自分が矯正歯科治療を通じて、地域に貢献していければ、と。開業して1年たちますが、小さなお子さんから成人の方々まで、地域の皆さんに通院していただいているというのは本当にうれしいことです。

カバマークとビタミンカラーの理由

カバのロゴの理由は…?
▲カバのロゴの理由は…?

個人開業医、特に歯科医院はどこも競争が激しく、都内の青山や銀座といった一等地では、これぞクリニック!といわんばかりに、ラグジュアリー感や癒し系の、まるでホテルの受付!?といった歯科医院が目立ってきています。それはそれで、私自身もそのようなサービスの歯科で治療をうけたいなとは思うのですが、いざ自身で開業するとなると、内装がきれいなクリニックを作りたいという気持ちはあったのですが、どうもラグジュアリー系ではないな、と感じていました。

それは、私自身のカラー、歯科医療であるということ、子どもから大人まで、という条件を考えたときに今流行のラグジュアリー感ばりばりと路線でいくよりも、「安心感」「あたたかみ」というテーマのほうが強かったんです。また綱島は横浜のハイソなイメージとどことなくあたたかい下町のイメージがありますので。

壁紙やインテリアなどホワイトだけだとどことなく「医療の冷たさ」だけが残ってしまうので、それで、テーマカラーをオレンジ、ロゴマークも動物の中からカバに決めました。実は、とある先輩の医院のロゴに一目惚れしてしまい、同じグラフィックデザイナーさんに頼みました。結果的に皆さんにも好評でよかったと思っています。

時々、青木先生がこのロゴのカバに似ているからですか?と聞かれることもありますが、そうではないです。だんだんと似てきてはいるのですが(笑)。お子さんにも「カバの先生のところ」と憶えてもらっており、分かりやすいかなと思っているんです。院内には色々な場所にカバがいますので何頭いるか数えてみてください。

待合室診療室カウンセリングルーム
▲ビタミンカラーのイエローとオレンジ、内装のホワイトで統一された院内

開業を決めた理由

カバのロゴの理由は…?

先にも述べましたが、地域の方々に恩返しをしたい理由が一つ、もう一つのきっかけは子どもが生まれたことが大きいです。ブログにも載せていますが、双子の息子と娘です。

ものすごく狭いの歯科業界の話を申し上げると、歯科医師にもフリーで動いているフリーランスのドクターというのはたくさんいて、開業前は自分もその一人だったわけです。

世の中に歯科医院はコンビニの数以上にあり、ドクターの仕事もたくさんあるわけです。歯科開業医に5人に1人はワーキングプアというニュースも流れましたが、何もこの厳しい時代にリスクをせおって開業しなくても、という意見もあったのですが、やはり将来大きくなる子どもたちには一国一城の主ではないですが、「父親の働いてる姿と背中」を見せてやりたいなと思ったんです。

そう考え出すと、子供の頃から慣れ親しんだ地元綱島で開業したいという気持ちがだんだんと強くなりました。東横沿線の中でも、人情味があり、少し下町の香りがするところが大好きなんです。
昔は、大型スーパーが3つもあり、子供ながらに「凄い街だな」と思っていました。現在では、スーパーが、郊外の大型化へと変化し、イトーヨーカドーが1つ残っている形になっています。現在のメガロスの場所には「ユニー」がありましたし…。子供の頃よく行った「マルエツ」の跡地には、お洒落なマンションが建っています。
街も時代と共に変わっていくんですね…(しみじみ)。

無理強いな治療はしない

親御さんと一緒に考えます
▲親御さんと一緒に考えます

また子どもはキチンと話せばちゃんと理解してくれます。なぜ歯並びを治さなければならないのか、装置を使わなければならないのか、お子様への接し方のお手伝いから、モチベーション維持のためのコツやコミュニケーションの取り方までお話させていただきます。

当医院で一番重視しているのは、嫌がる子どもには慣れるまで治療を行わない様にしていることです。というのも、以前勤めていた病院で、泣いている子どもを無理やり押さえ、検査をしているのを見て、非常に嫌な気持になったことがありました。
子どもの時期に始める矯正治療は重要であると考える反面、それが原因で幼少期に嫌なトラウマが出来る事の方がより問題があると自分は考えています。

開業して1年を振り返って

魅力的な歯並びと最適な咬み合せを
魅力的な歯並びと最適な咬み合せを

開業してもう1年が経ったのかという感じです。そんな中、開業しばらくして嬉しい出来事がありました。
大学病院時代の患者さんが自分の名前を調べて遊びにきてくれたことです。しかも結婚して隣り町の日吉に住んでいると。子どもの頃からその患者さんの歯を診ているわけで、懐かしい気持ちと、立派になって結婚したのか・・・と親のような気持ちになりました。歯並びも問題なく綺麗に並んでおり、その患者さんの魅力的な笑顔は健在でした。そのような患者さんが数名訪れ、そんなときに矯正歯科医をやていてよかったなぁと思いました。
インターネットが普及し、わざわざ検索して遊びにきてくれるので便利な時代になりましたね。

子どもの矯正治療は将来的な歯並びも見据えて考えなかればいけないと思います。

「魅力的な歯並びと共に、最適な咬み合せを提供する」というのが当院のコンセプトです。
「歯並び」は、ただ綺麗に並べるだけでは、意味をなさず、
「最も咬みやすく、最良な咬み合せ」を造る事が、当院では一番重要だと考えております。
子どもの段階で矯正治療が無事に終わることが一番です。治療が終わったとしても、もちろん成人になって治療が続いたとしても、綱島・横浜地域のよき相談クリニックになれたらいいと思っています。

そして、患者さんにより魅力的な笑顔と、これから何十年と使う歯並び、咬み合せを、ご提供していければ考えております。

あおき矯正歯科 院長:青木賢太郎

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