日本では、歯科医師免許を取得していれば、だれでも「矯正歯科医」と名乗ることができる制度となっています。矯正歯科について専門的な研究をしていない歯科医師でも、矯正歯科を診療科目にかかげて診療を始めることができてしまうのです。矯正歯科は、歯科医療の中でも専門性が高く、しっかり研究していなければ、患者さんのご希望に沿う治療結果をご提供することが難しい分野です。
そうは言っても、一般の患者さんはどのようにして、歯科医師の治療技術や歯科医療に対する姿勢を見極めればよいのでしょうか。ひとつの答えとなる資格が、日本矯正歯科学会の認定医制度と専門医制度です。これらの制度が現在、矯正歯科の資格制度として最も有効だとされています。
もちろん、認定を受けるためには様々な条件をクリアしなければなりません。
以下の厳しい条件をクリアして認定医になるためには、技術的にも知識的にも相当な研究が必要です。
だからこそ、認定医になら安心して矯正治療を任せられますね。